孫が来たので、何十年ぶりにディズニーランドに行った。

ディズニーシーができるはるか前から行っていないので、
30年以上経っている。

前に行った時には自分が楽しんでいたが、
今回は楽しんでいる人を楽しんで眺めている。

そんな感じだった。

春休みと重なっているので、
若い学生のグループが、同じような飾りを
身に着けて仲間意識を共有している。

また、どんな服装をしても、違和感を感じさせない、
そんな別世界の雰囲気に溢れている。

昼食は予約して、西部劇の風の一角のレストランで
食事をした。

そのレストランの直ぐ側で、汽車が走っている。
出発の時に汽笛が鳴る。

大きな音なので、聞いた時にはビックとした。
何度も聞いている内に少しは慣れた。

ふと、エリクソンさんが学生時代に
騒音のする工場の中で、職人さんたちが会話を
していたのに全然聞き取れなかった。

そこで、一晩、その騒音の中で過すことにより
音を聞き分けることが出来るようになった、という
逸話を思い出した。

帰り際にレストランを案内している女性に
あの汽笛の音が気になりますか、と尋ねると、
全く気にならないとの返事だった。

私たちの順応性は凄いなあ～と気づいた。

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