
しんどい時、気持ちはよく揺れます。
ひとりでいると、寂しい。 でも、人に会うと、疲れる。
このどちらも、ほんとうの気持ちです。 矛盾しているように見えて、矛盾していません。
人との距離には、その時々で、 ちょうどいい距離があります。
元気な時は、近くてもいい。 しんどい時は、少し離れていたい。
それは、わがままじゃありません。 身体が疲れた時に横になりたいのと、同じことです。
ひとりでいることを、 寂しいことだと思っていませんか。
ひとりでいる時間は、 心が呼吸する時間でもあります。
そして、ひとりでいても、 本当はひとりじゃありません。
第3回でお話しした「気づいている何か」が、 ずっとそばにいます。
近づきたい日もあれば、離れたい日もある。 その揺れを、無理に止めなくていいのです。
揺れているのが、ふつうです。
その時々の自分に、そっと合わせていく。 それが、いちばんやさしい付き合い方です。
今日もし、誰にも会いたくなかったら、 会わなくて大丈夫です。
ひとりでいることも、 ちゃんと、休んでいることになります。


