2025.12.26

いつ私が私と自覚したのだろうか。

私とはいったい誰?

この問いに答えるには、
社会的な私が先ず浮かぶ。

それは私の履歴書だ。

何処で、何時、生まれ

小学校から始まる学歴。

週職歴や結婚歴等々。

これは登山で言えば、
登山ルートを示している。

その過程でどんな事に
出会ったか?

それらは、あくまで外見的
なこと。

これから見つめたいのは、
本当の私。

本当の私とは誰。

それは、何時だったかわからないが、
私が私であると自覚した時。

赤ン坊の時には、私はいなかった。

私と外の世界は一つだった。

それが「まさる」という自分の
名前を呼ばれている内に、それは
何時だったのだろうか?

私という自覚が芽生えた。

これは私のおもちゃだ。

ただ泣き、笑っていた
無邪気の私とさよならな
した日だ。

生まれながらに、私と他人を
区別していたわけではない。

そこから人生という楽しく、
苦しい旅が始まったのだ。