2026.10.11

私たちの存在とは。

【私たちは生まれもしなければ、死にもしない】

私たちは肉体を持った存在なのだと思っています。

ですから、肉体が滅びることは死を意味すると
思っています。

また、私とは社会的な生き物として自分を理解しています。

ですから、私は、○○だ。

その○○は生まれてからの自分を現わしています。

性別、年齢、成育歴、社会歴などを自分だと思っています。

その私は、ちょうど映画の中の登場人物の役割をしています。

そのドラマの中での自分をそれが自分だと思い込んでいます。

はたして、そうでしょうか。

誰もが、映画の中の自分とは、別の自分を知っています。

その自分とは、映画を観客席から見ている自分です。

その自分とは映画の中でどんな役をしていても、その役者とは

関係ない自分なのです。

悩みや不安や体のことで気がかりなこととは、役者としての
自分なのです。

映画という人生の役者とは別に本当の自分がいるのです。

その自分とは、思考、感情、肉体の更に深いところに

静かにたたずんでいます。

そして、その存在とは、肉体とは関係なく存在しています。

ですから、私たちの本質は役者ではなく、その静かな存在と

しての自分です。

もともと、存在していたのです。

ですから、私たちは生まれもしないし、死にもしないのです。