「上り坂の儒家、下り坂の老荘」などとも言われています。
その意味するところは、
いわゆる成功を目指して登っていこうと思うなら
儒家の思想が適している。
少し力を抜いて穏やかに生きていきたいと思うなら
老荘の思想が合っています。
老子の思考の根本にあるのは
「タオ」=無為といわれています。
「無為」とは、
「為す無くして、為さざる無し」
私は何も余計なことはしない上で、
全てやるべきことはなされている。
この様な境地といわれています。
「宇宙観を伴った万物の法則」
なのです。
それは、苦しみを生み出すちっぽけな私(エゴ)を
手放し、もっと大きな存在である「タオ(道)」
に身を委ねて生きよう。
それこそが、自由自在に生きる道だ。
情報社会において、いかに成功するか、
についての音声や記事に溢れています。
それは、エゴを刺激します。
お金を儲ける。
夢を実現する。
いわゆる成功法則です。
しかし、それとは違う流れもあるのです。
それが、「宇宙観を伴った万物の法則」
なのです。
この違いは同じことをするにしても、
「私がやっている」ととらえるか。
これは、顕在意識を主に働かせて
いるのです。
或は、
「私はやらされている」ととらえるかの
違いです。
こちらは潜在意識を働かせています。
同じことをしていても、
根本の宇宙観が日々の生活の中で、
とても大切になってきます。
意識について、
12月27日(火)20時からの
「催眠療法初めての一歩」
でお待ちしております。