催眠療法では、集合的無意識という
言葉が使われます。
その意味は、個人の意識を超えて、
私たちは他の人たちともつながって
いるという意味です。
それは、ユングをいう心理学者が、
世界各地で同じような習慣や儀式
があることに気づいたからです。
集合意識は言葉を変えると
集合催眠状態ともいえます。
すべては催眠状態でなのです。
生まれた時には、
真っ白なホワイトボードだと
比喩的に用いられます。
人生経験を積むに従って、
そのボードにいろいろな経験や
知識が書きこまれて行く。
もちろん、意識して取り込むことも
ありますが、大部分は個人の枠
を超えているのです。
先祖からの歴史の記憶が
脈々とつながっているのです。
それは、民族や国を超えて
地球レベルにまで及んでいると
言われています。
もしも、個人の意識の枠を超えた
集合的無意識が一人ひとりに
影響しているなら、私たちは
それらに対して責任を負えない
事になります。
個人的に反省しても、
それは意味をなさないことになります。
集合催眠状態に原因があるのです。
個人に何ら責任はないことになります。
この考え方は西洋でも、インドにも
あります。
社会的、倫理的には通用
しませんが、誰にもどんな罪はなく、
その行為自体も、そうさせられている、
ということになります。
あなたはこの様な考え方に
どの様に思われますか。
イベントのお知らせ
1月24日(金)20時~
「催眠療法 はじめての一歩」で
お会いしましょう。