素晴らしい催眠療法とはどんな施術なのだろうか。

人により異なるだろう。

私の考える最高のセラピーとは、
施術後の5年10年先にその効果が
発揮できるような、そんな施術
だ。

勿論、催眠療法を受ける人は、
当面の問題を解決したいと
思っている。

それも必要なのだが、
ず～と後になってじわじわ
効いて来るセラピーにするには、
どうしたらいいのだろうか。

その為には、一時的に燃える
たき火ではなく。

静かに燃える炭火のような
セッションだ。

結果として、クライアントの
琴線に触れる。

それは、誰もが持っている、
本当の自分、真実の自分に
触れることだ。

恨みや憎しみ執着や嫉妬
から解放される時に本当の
自分に触れられる。

そのためには自我（エゴ）から
開放された時、人は自由になれる。

そんなセラピーに必要な手法は
いろいろあるのだろう。

ただ、セラピストにとって
必要なのは、クライアントを「尊敬」
することが基本になる。

尊敬とは誰もが辿って来た道を
敬意を持って見つめることに
あるのだろう。