
Doing で生きていますか。
Happeningで生きていますか。
この違いはどこにあるのでしょうか。
Doingは私が人生を計画して、実行して、
責任はすべて私にあるということです。
Happeningは、人生は大きな流れの中でにある、
時分ではコントロールする必要はないという
生き方です。
殆どの人はDoingで生きていると思っています。
自分の人生は努力して、成功しようと。
それは別に間違っている生き方ではないのです。
ただ、自分の思うとおりに人生を歩んで来て
いるのでしょうか。
過去の事を振り返れば、後悔も恥も湧いてきます。
そして、未だ先の未来に対しても不安を抱きます。
一方、Happening の生き方は、起こることは起こる。
私がそれをコントロールできない。
意識は自然い今にいることになります。
呼吸は意識しなくても、心臓は意識しなくても、
ちゃんとその働きをしている。
Doingでは、自分の思考も感情も自分のものだと
思っている。
Happeningでは、思考も感情も自分の意志とは
関係なく湧いてくるのだ。
思考と感情が自分と一体化しているのが、
Doingなんだ。
私は悲しい、私は辛い、私は嬉しいが
Doingなのだ。
思考と感情を自分のものとはみなさない、
それがHappeningなのだ。
悲しい私がいる、辛い私がいる、喜んでいる私がいる。
これらは、自分と一体化しないで、観照する生き方。
多くの悩みは自分が作り出しているという、
錯覚に陥っている。
私たちは宇宙の一員であり、誰もがその中で
過ごしている。
私から離れて、起こることを客観的に
眺める。
これを深めると世界観が変わってくる。


