2026.3.2

起こったことを、そのまま受け取るという知恵

等覚院の脇から、上へと抜ける道。

ふと振り返ると、手前と奥のコントラストがあまりに鮮やかで、

思わずシャッターを切った。

 

けれど、写真を見返すと、

下の輝きがどこか弱い。

その違和感は、私たちの「心の在り方」によく似ている。

 

私たちの悩みには、

とてもシンプルな構造がある。

 

「痛み × 抵抗 = 苦悩」

 

痛みとは、

病気、喪失、人間関係、経済的問題など、

生きていれば自然に起こる出来事。

 

痛みそのものは、

身体と心の自然な反応だ。

 

しかし、そこに

「なぜ私だけが」

「こうあるべきではなかった」

という思考が重なると、

痛みは苦悩へと変わる。
それが「抵抗」だ。

 

催眠療法では、

この「抵抗が生まれる前の場所」に、

そっと意識を向けていく。

 

思考を止めようとせず、

感情を変えようともせず、

ただ、痛みを“感じさせてあげる”。

 

物語を足さず、

主語を「私」にしない。

 

すると、

心は自然に緩み、

苦悩は静かにほどけていく。

 

起こったことに抵抗しない。

起こったことを、そのまま受け取る。

 

それが、

自然の流れに乗るということ。

そして、

催眠療法が大切にしている、

とても深い癒しの入り口でもある。

催眠療法に興味を感じましたら、
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