2026.3.15

見えない根が、花を咲かせる

実家の庭に芝桜を植えた。

雨が降り、小さな花が咲いた。

 

それだけの、静かな日曜日の出来事です。

 

人は「自分が植えた」と思います。

 

しかし実際には、

 

土があり

雨が降り

太陽が当たり

命が動き

 

その中で、花が咲いただけです。

 

人も芝桜と似ています。

 

努力しても、

すぐに花が咲くとは限りません。

 

でも、

見えないところで

静かに根が張られている。

 

そして、ある日、

ふっと花が咲く。

 

芝桜は、

「花を咲かせよう」と考えてはいません。

 

ただ、

命の流れのままに

花が咲いています。

 

人間だけが、

「自分がやっている」と思っている。

 

しかし本当は、

 

行為は起きている。

でも、そこに、行為者はいない。