
文章を書いているのだが、
実は書かされている。
読む人も、
実は読まされている。
この不思議な関係。
自分と思っている自分と、
自分でない自分がいる。
自我である私が書いている
と思っている。
自分ではない、自分が書いている。
この私という視点は
意識の中の顕在意識の部分。
自然に湧いてくるのは、
潜在意識。
潜在意識は超意識につながっている。
超意識とは真我とかハイヤーセルフとも
いわれている。
ハイヤーセルフにつながるには、
「私」が登場しなければ、自然に
つながる。
私が書いている、
ではなく、書かされている。
或は、書くことが起こっている。
この様に「私」という主語を
取ってしまって、ただ、行為が
起こる。
自分がやっていると思っているが、
実は自然にそれらは起こっているんだ。
宇宙のながれとは、
そういうものなんだ。
誰もが意識しようとも、しなくても、
その様に選択させられているんだ。
悩んでいるのではなく、
悩まされているんだ。


