団地のはずれにある
小さな公園。
目立たない場所にあり、
殆ど人が訪れない。
そんな場所に綺麗なアジサイが
咲いていた。
私のクリニックに来られる
患者さんは、アロパシー(逆症医療)
一辺倒の方は殆ど来ない。
アロパシー(逆症医療)とは
普通の西洋医学を指します。
逆症という名前が興味深いですね。
確かに、西洋医学では、
熱が出れば解熱剤、
下痢をすれば止瀉剤、
頭が痛ければ鎮痛剤。
これらは症状の反対のことを
する。
病気に関しても両極端の考え方を
する人が多い。
西洋医学だけを信じる。
これは一般的ですね。
また、逆に西洋医学は信頼しない。
だから、医者に罹らないし、薬も
殆ど飲まない。
人は自然治癒力を持っていますから、
何をしても、何をしなくても、
「時間薬」で症状は軽快する。
時間薬とは、時間が経てば
人の本来持っている免疫力が
自動的に働く。
多くの病気はこの様な経過を
辿る。
たまに簡単に自然治癒力を発揮する
のが難しい病気がある。
がんや自己免疫疾患など、
或は人によっては蕁麻疹などがある。
西洋医療が嫌いな人が存在する。
その人たちの多くは、
ある偏った医者が提唱する
西洋医学否定者だ。
医者の中にも
「ガンはガンもどき」と
いった医者がいた。
「薬は飲むな」とYouTubeで
主張している医者もいる。
その様に考える医者もいるんだ、
と思えばいいのだが、それを
無条件に信じてしまう。
そうなると、いろいろな
否定的な情報ばかりが
目につく。
人の脳はRAS(網様体賦活系)が
働いているので、自分の関心の
ある情報ばかりが目につく。
その否定的な思いは、
益々強化されて行く。
その思いに囚われ過ぎると
西洋医学の適切な治療の
時期を逸してしまうことがある。
ご自分の信念で
病気に対峙する分には
どんな治療法を選択しても
構わない。
実際にその様な患者さんに
出会うこともある。
私からすれば、何で手術を
受けないのだろうか。
受ける事により、生存できる
期間は延びるのに・・・・・
そう思うのは私の考え方。
選択はその人にあり、
その様な選択を信念を
もってされた患者さんを尊敬している。
ただ、多くの人たちは
恐怖により、西洋医療を避けようと
している。
この場合には、
しっかりと客観的なデータに
基づいて判断する必要がある。
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