私は物事を先延ばしする癖がある。
どんな時かを思い出してみると、
① 何かを謝罪しないければいけない時。
② 長い文章のメールや手紙をもらった時。
③ いつかしないといけないと思いつつ時間が過ぎて行く。
①と②は時間が経てば経つほど状況は
悪くなる。
迅速に処理をしないと、更に、まずくなるのは分かっていても、
直ぐに行動できない。
特に謝罪を必要とする時に、
引き延ばしてしまうと傷口は大きくなる。
メールの返事などもその日のうちに
返信は書いてしまう。
③のケースは緊急性がないが、
いつも心の隅にあるものだ。
お世話になった私が「代替医療」に
進もうと思った先輩のM先生だ。
昨年で閉院されて、春に古巣に戻るとの
葉書を頂いた。
一度、電話でお礼の言葉をお伝えしなければ、
と思いつつ、日が経って行った。
すると、つい先日奥様から先生が
静かに旅立たれたことを電話で伺った。
時間は十分にあったのに、
何で連絡をしなかったのか。
後悔が残る。
ご冥福を祈るばかりだ。
いつかしなければならない事、
しようと思っている事。
これらは先延ばしをしては
いけないのだ。