
では、私とは何者か
「すべては宇宙が動かしている」
そう気づいたとき、 ふと、こう思います。
「では、私とは何者なのか。」
そうなんですよね。不思議なんです。
考えが勝手に浮かぶなら、 感情が勝手に起きるなら、
「私」は、どこにいるのでしょう。
探してみてください。
私は私と思っているし、そのルールなど、
意識したことはないですね。
怒っている「私」を、探すと、 怒りは見つかっても、 「私」が見つからない。
考えている「私」を、探すと、 考えは見つかっても、 「私」が見つからない。
不思議です。
そう、思考も感情も自分が作り出したと思っている。
でも、その自分で在る「私」を捕まえられない。
でも、何かがあります。
探しているこれ。 気づいているこれ。 今、この文章を読んでいるこれ。
名前もなく、 形もなく、 始まりも終わりもない、
ただ、在るもの。
それが、あなたです。
まるで、空気みたいですね。
思考ではない。 感情ではない。 身体でもない。
それらすべてを、 静かに、見ているもの。
宇宙が星を包むように、 すべてを包んでいる、 大きな気づき。
私の正体とは?
「私」とは、 その意識そのもの。
波が海から生まれるように、 あなたは宇宙から生まれた。
でも波は、 海と別れたことが 一度もない。
確かに波は海と一緒ですし、その一部なんだ。
あなたも同じです。 宇宙と、離れたことが 一度もない。
「私」を探す旅は、 「私」がいないことに気づく旅。
それって、「エゴ」がいないっていうこと。
そして同時に、 「私」がすべてであることに 気づく旅。
成るほど、全ては宇宙の一部なんだ。
だから「エゴ」も宇宙の一部で自分で作ったものではないんだ。
次回は「気づいている意識とは何か」 もう一歩、深く入っていきます。


