
人生がどうも思い通りに行っていない人が多い。
半分諦めて日々を自動的に過ごしているのでは。
漫然を感じている其の気持ち。
或は、病気、金銭問題、人間関係、等々。
思い通りに行っていない。
それは誰がそう思っているのだろうか。
勿論、自分がそう思っている。
しかし、自分とは本来どの様な存在なのだろうか。
自分とは、社会的、物理的には、
名前、経歴、肩書、自分の考えや感情から成っている思っている。
どれもが本当の自分を表していない。
自分の名前は本当の自分を現わしているのだろうか。
名前は単に目印、ラベルに過ぎない。
実は、私とは決まっていないのではないか。
その時々により、浮き草の様に漂っている
存在ではないだろうか。
周りのこと、朝の気温、ちょっとした気分。
それられによ、気持ちの良い朝と感じたり、
或は、気分が悪いと感じる。
確固たる自分はいないのだ。
だから、私たちは不安を覚えるのだ。
殆どが両親、学校、社会などから
自分という枠組みを作らされてしまったのだ。
そう思うと、一生懸命に生きて来た自分。
それは愛おしいと思う反面、何とか自分を
支えようとしてきている。
それが自我「エゴ」なのだが、
そろそろ、その他から植え付けられた自分と
思っている自我を解放させてもいい時期では
ないだろうか。


