イチョウの黄色は目立つが、
特にこの木の黄色は輝いていた。
私たちの心は、精神的にも物質的にも常に揺れ動いています。
人と自分、自然に比べてしまうこと。
それが無意味だと分かっていても、
つい心のどこかでそうしてしまうのです。
「あれも欲しい」「これも足りない」と、
目の前のことに意識が向いてしまう。
欲望の波は止むことを知らず、
次から次へと押し寄せてきます。
そんなとき、少し立ち止まって瞑想をしてみたらどうでしょう?
意識を外から内側に向けて、
自分自身をじっくりと見つめてみるのです。
驚くべきことに、そこには何もありません。
物音ひとつしない静寂の中に浮かぶのは、
欲望も不安もない「空白」だけ。
でも、その「何もない」は、
本当に「空っぽ」なのでしょうか?
実は、その「空白」の時、
私たちは宇宙の根源とつながっているのです。
言葉では表現しきれない壮大な力、すべてを生み出し、
すべてを包み込む源のエネルギー。
その瞬間、私たちは「ただ存在している」ことの
尊さを感じられるのではないでしょうか。
瞑想を通じて、この「空白」の贈り物に触れてみると、
心が満たされる感覚に気づくでしょう。
それは、外の世界では決して得られない、本当の安らぎです。
「気になったら」
12月13日(金)20時からオンラインによる
「催眠療法はじめての一歩」へ。