どこまで楽天的に過ごせるのだろうか。
私たちは、常に過去を悔やみ、未来を心配する。
その為には、考えることが必要なんだ。
考えた上で、そこから出てくる結論に沿って
生きる。
その領域は顕在意識が担っている。
思考がかってに働いている。
その為に私たちはエネルギーを使う。
この働きは大脳新皮質が担当だ。
人間らしさを現わしている。
この顕在意識の働きを抑えようと
するのが、催眠療法なのだ。
顕在意識を抑えて、潜在意識を活発にする。
潜在意識は脳では,大脳辺縁系に属する。
哺乳類脳ともいわれ、本能的なことを
司る。
この部分が活性化している時、
この状態が催眠状態だ。
潜在意識は、考えるより、感じる場所だ。
五感を感じるのだ。
潜在意識につながるには、
呼吸法を用いる。
これが、一番誰にでも出来るし、
催眠状態に入るにも最初に用いられる。
その呼吸法とは腹式呼吸をして
腹部全体を膨らませる。
それからゆっくりと全部を
吐き出す。
この時に時間をかける。
この様な呼吸を3~5分行うことで、
気持ちも穏やかになり、意識も
頭から胸から腹部で感じららる。
そこに到達すると
思考が低下する。
結果として、今に生きている、
ことになる。
すると楽天的になるんだ。