殆どの患者さんは
病気がどうしたら治るか?
その為に来院される。
治るための手段を
探す。
その答えを求める。
そこで提供されるのは、
体に働きかける方法だ。
西洋医学jでは、精神科以外の領域では、
治療は体の不調を改善するための処方
がなされる。
多くの場合には、
それで事が足りる。
風邪を引いたから薬を
飲む。
腰が痛いから、
薬や理学療法で対症的に
治療する。
等々です。
ところが、難病と云われている病気は
事情が異なる。
難病とは
治すのが難しい病気であり、
ただ、治しにくいだけなのだ。
虫歯一本でも
痛むと憂鬱になる。
それだけ、体は心に
影響している。
ここで大切なのは、
体はお世話になっているが、
体が自分ではない。
自分とは、
体ではない。
体が不自由でも、
例え手足がなくても、
自分は自分だ。
今の自分が患者さんに
できる事は抽象度を
上げて行くことしか
できない。
抽象度を上げるとは、
病気と患者さんの関係性を
見直すことにある。
「なんのために生きているのか」
「どうなりたいのか」
そこは、体とは無関係なのだ。
どんな状態でも、
その患者さんの本質だ。
そこに、気づく力を
どの患者さんも持っている。
考え方が変われば
病気が治るかはわからない。
最終的には、シルバーバーチ
が指摘した「霊主肉従」になる。
病気に囚われた心から、
病気を引き剥がすのを
手伝いのが役目なんだ。
催眠療法にご興味のある方は、
IHC(イーハトーヴヒプノセラピーカレッジ)の
HPを訪れて下さい。
https://saimin-c.com/