2024.3.29

嘘も方便とは

「嘘も方便」という言葉がある。

最近は「フェイクニュース」などが
盛んに取り上げられる。

この二つの言葉は文脈において、
大いに異なる。

「嘘も方便」は、状況に応じて嘘もまた有益な
手段となり得る。
人を守る、感情を守るために事実を少し
変えて伝える。

一方、「フェイクニュース」は事実でない情報を
あたかも真実であるかのように流布するので、
社会に誤情報を広め、意見や行動に悪影響を
及ぼす可能性があるといわれている。

桂三枝が最後の講義として、医学生や若い医者を
対象とした。

その理由は、人生最初と最後にお世話になるのは、
医者だからという理由だ。

その講義の中で、
桂三枝が初舞台の時、全く受けなかった。
笑いが全然とれなかった。

ただ、一か所だけ観客が大笑いした場面が
あった。

それは講演中に黒い猫が舞台に上がって、
来た時だと話した。

何でも、その劇場の掃除係の女性が黒い猫を
飼っていたそうだ。

講演終了後にすっかり落ち込んでいる三枝さんに
ある観客がこう言ったそうだ。

「あの黒い猫が最初の舞台に登場した後に、
かしまし娘も何とかという落語家も後に、
超有名になった」

その後、三枝さんは才能を発揮して、
誰もが知る有名人になった。

ある時三枝さんはかしまし娘に
尋ねたそうだ。

かしまし娘は、「黒い猫なんかいなかった」
と答えたそうだ。

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