日常生活で意識を意識する
機会は少ないですね。
トランス状態(変性意識状態)を
体験している人は自然に意識します。
座禅、瞑想、ヨガ、マインドフルネス、
などを行っている人たちは脳波でいえば、
シータ波、アルファ波状態を体験してい
います。
催眠療法の特徴の一つは、
意識を顕在意識と潜在意識にわけることです。
多くの方に「意識って顕在意識と潜在意識が
ありますよね」と尋ねると。
「はい、聞いたことはあります」と返事を
される方が大多数です。
では、「顕在意識と潜在意識はそれぞれ
どんな役割をしているのですか?」
と尋ねると、「よく、わかりません」と
答える人が多いのです。
日常生活では、一々意識を確認しながら、
生活をしている人は稀ですね。
意識をしなくても自然に日常生活は
営まれています。
では、改めて顕在意識と潜在意識の役割を
振り返ると、
顕在意識は「理性、知性で思考をて
正しい、間違っているを判断します」。
潜在意識は「記憶、感情、直観、芸術、など」
を司っています。
顕在意識と潜在意識は同時に働く
状態は少ないのです。
いつでも、どちらかが、優位なのです。
自分、私と思っているのは
顕在意識の私といえます。
自分で考えて、決めて、実行すると
いうことが自然に行われています。
時に、決めかねて考えます。
決める材料は「経験」なのです。
私たちは経験を基にして
考えます。
そして、その決めたことは
「正しい」と判断します。
一方、その顕在意識を下支えしているのが、
「潜在意識」なのです。
顕在意識が決断をする経験という
材料を提供しているからです。
私たちの膨大な経験の中で、
どの材料を顕在意識に提供するか、
その役目の担っているのが、
潜在意識をいえます。
ですから、潜在意識が私たちが
自分であるという「私」を
決めているのです。
潜在意識には、私たちは何度も、
何度も、一日の内につながっているのですが、
一々、それを認識することはありません。
実は、私を思っている「私」は
潜在意識につながっている状態が
わからないのです。
更に、私たちの個人的な顕在意識・潜在意識は
集合的無意識をいうユングさんが提唱した、
個人を超えた意識のつながりがるのです。
催眠療法を学ぶとは、
自分の生き方を知ることです。
また、自己実現もこの意識の仕組みを
理解することにより、自分に振り回される
生き方から、自らが開放します。
1月21日・22日(土・日)は会場でも、
オンライン(ズーム)でも
「催眠療法の基礎セミナー」を
学べます。
https://saimin-c.com/seminar/2023-1-21/
是非、意識の仕組みを知って、
自分の生き方に役立てて下さい。