2024.6.23

今の自分に感謝。

日曜の朝には、どこか心がほぐれる魅力があります。

一時的に止まったかのように、ゆっくりと時間が流れるのを感じます。

平日でさえも、私は家にいることが多く、外の喧騒とは対照的です。

平日は、「みんなは働いているのに…」という罪悪感がしばしば忍び寄ります。

聞く必要のないその声が、時には予想以上に大きく響くことがあります。

人々はよく「他人と比べるな」と言います。

しかし、時には比較が意味を持つこともあるのではないでしょうか。

それは競争することではなく、

自分たちの幸運を認識することについてかもしれません。

長期療養型の病院にいる寝たきりの患者たちに想いを

巡らせる時。

彼らはほとんど意識がなく、

機械とチューブによって生命を維持されています。

彼らを思う時、私の視点は変わります。

こうしてパソコンに向かい、

自分の意志で選んだ食事を楽しむことができる。

これらはすべての人に与えられている自由ではありません。

このような感謝は深いものですが、

しばしば見過ごされがちです。

では、私たちは自分の立場を疑問もなく受け入れるべきでしょうか?

必ずしもそうではありません。

時には比較も必要です。

それにより、日常生活の単純で見過ごされがちな恵みを

より深く感謝することができます。

もう一度静かな日曜を迎えた今、

私たちの現状を感謝とともに受け入れましょう。

静かでありふれた瞬間に最も非凡な喜びを、

見出すことができるでしょう。

この認識が私たちに忘れがちな事を明らかにしてくれる。

平凡なものを大切にするよう優しく促してくれるでしょう。

その平凡さが、静かながらも、

何ものにも代えがたい奇跡となるのです。

7月5日(金)20時~
「​催眠療法はじめての一歩​」
半歩を踏み出しませんか。