
私たちは常に自然に、
正しい、間違っていると判断している。
そこでは、喜んだり、
悲しんだり、怒ったりと
思考で判断して、感情で感じている。
それは、顕在意識で判断をして、
潜在意識で感じている。
それが、当たり前だと
思っている。
自動的に判断をして、感じている。
その内、いちいち判断をしなくても、
自動的に裁いている。
その結果、感情が自然に
湧いて来る。
日々、殆ど同じことを
環境は少し変わっても
繰り返している。
その生活に満足していれば、
何ら問題はない。
しかし、多くの人たちは、
不安や恐怖を根底に持っている。
それは、私たちは安定した
立場にいないからだ。
いつ、何が起こるかわからない、
地震にしても、交通事故にしても、
或は、自分の体に起こることもだ。
私というと、通常は自我(エゴ)を
差す。
自我は生き延びることを
最優先している。
ただ、この自我であるエゴの
存在は確固たるものではない。
エゴは、私たちが生まれてから、
徐々に両親、周りの人たち、学校教育、
社会勉強をしながら、自然に形成され
てきた。
ですから、出来事が起こった時、
それまでの経験とその時の状況により、
エゴは判断している。
元々、判断の根拠であるエゴとは、
自分ではないことになる。
エゴは周りから影響を受けて
自然に出来たものだ。
その実体のないエゴによる
判断に意識しなくても
振り回される。
ただ、エゴによる習慣と判断に
漂っている生き方から、
視点を変える。
人生は戦いの場ではない。
そこに気づこうとしているのが、
「神様講座」であり、哲学や
宗教の内容ではない。
来年一年間、私も含めて参加者の
皆さんがどの様に変化するのか、
今から楽しみです。


