2025.5.15

バガヴァッド・ギーター教え ④

私たちはふと、「死んだらすべて終わりなのだろうか」と

不安になることがあります。

 

特に、真夜中でふと目覚めた時、不安にかられる時があります。

 

けれど、『バガヴァッド・ギーター』には、こんな言葉があります。

 

「魂は決して滅びない。火にも水にも風にも傷つけられない」

 

それはつまり、私たちの本当の姿――魂(アートマン)は、

永遠に生きているということです。

 

ふだん私たちは、身体や性格、名前や役割を“自分”だと思っています。

 

けれどそれは変わっていくもので、

本当の「自分」はもっと深いところにいます。

 

怒ったとき、悲しんだとき、

その感情をどこかで冷静に見ている

「もう一人の自分」に気づいたことはありませんか?

 

それが、真の自己=魂です。

 

身体はいつか終わっても、

魂は生まれ変わりながら、

旅を続けていきます。

 

だから、死をそれほど恐れなくてもいいのです。

 

大切なのは、今をどう生きるか。

 

女性のスピチュアルマスターが

「死んだらどうなりますか?」と質問をされました。

 

そのマスターは「私は今に生きるのが忙しいので、

死んだ先は考えられません」と言ったという。

 

過去や未来にとらわれず、

「今ここ」を丁寧に生きること。

 

そのとき、魂は静かに目覚めて、

あなたに語りかけてきます。

 

あなたの中には、静かで、優しくて、

強い“本当の自分”がちゃんといます。

 

どうかその存在を忘れないでください。

 

そして今日も、その魂とともに、

自分らしい一日を歩みましょう。

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