2025.7.1

バガヴァッド・ギーターの教え ⑤ 行為者は自分ではない

この二匹の緋鯉は似ている感じがする。
100mくらい上流に上の緋鯉はいた。

かなりの距離を移動してきたのかなあ~
それとも、別の緋鯉なのかなあ~

私たちは、「これは自分がやった」
「自分の力で成し遂げた」と思いがちです。

けれど、バガヴァット・ギータは教えます。

*「真の自己は行為者ではない。行為は自然の法則に
よってなされる」と*

本当の私⁼魂(アートマン)は、ただ見ている存在。

動いているのは身体や心であり、魂そのものは、
行為をしません。

だからこそ、執着や放漫から自由になり、
心は静かにいられるのです。

無我の境地とは、「何も感じない」ことでは
ありません。

むしろ深い愛と調和の中で、行為を神に委ねること。

「私がやっているのではなく、神が私を通して
行なっている」

そう思えた時、心は驚くほど軽くなり、
恐れも消えて行きます。

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