新春になると、今年はこんな事を意識しようと
頭に浮かぶことがある。
直ぐに忘れてしまっても、いつも一緒にいてくれる
もう「一人の自分」に感謝をしよう。
私には、私を見つめるもう一人の自分がいる。
いつも静かで、表には出てこない。
ただ、意識するともう一人の自分が感じられる。
そのもう一人の自分が、自分自身を客観的に見ている。
それは周囲に対してもだ。
そうすることで「巻き込まれている自分」から距離を置ける。
そんな自分と付き合って生きたい。
このもう一人の自分は、
感情に流されることなく
冷静に状況を見つめる役割を果たしてくれる。
たとえば、怒りや不安にとらわれそうになったとき、
「今、私は怒っている」「私は不安を感じている」
と一歩引いた視点で認識することで、感情に飲み込まれずに済む。
この視点は、自分自身を守るバリアのようなものだ。
このもう一人の自分は、
心理学でいう「観察者の視点」や「メタ認知」に似ている。
自分の思考や行動を冷静に分析し、
必要であれば修正する役割を担っている。
そのため、衝動的な判断や行動を防ぎ、
より落ち着いた選択ができるようになる。
日常生活では、思わぬトラブルや対人関係のもつれに
巻き込まれそうになることがある。
しかし、もう一人の自分を意識することで、
目の前の状況に囚われずに俯瞰することができる。
この俯瞰力は、冷静な判断力を育てるだけでなく、
心の余裕をもたらしてくれる。
このもう一人の自分と向き合う時間を意識的に持つことで、
より深い自己理解が得られる。
瞑想や日記を書く時間は、このプロセスを促進するための良い習慣だ。
瞑想や日記を大切な習慣だ。
このもう一人の自分は、
人生のガイド役とも言える存在だ。
感情や状況に流されず、
常に冷静で落ち着いた視点を保つために、
この観察者と共に生きる意識を持つことが大切だ。
そうすることで、日々のストレスや困難にも柔軟に対応できるようになる。
私を見つめるもう一人の自分は、
人生を豊かにするための貴重な存在だ。
その存在を意識し、育てていくことで、
自分自身とより深く向き合い、
穏やかで充実した毎日を送ることができるだろう。
これからも、このもう一人の自分と対話を続けていきたい。
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