私たちは何かに精神的な
支柱を必要としてきたのでは
ないだろうか。

それだけ、人間は精神的な
弱さを持っている。

それは「死」にたどり着く。

どんな宗教も「死」に対する
回答を必要とする。

一番「死」を恐れるのは、
自我（エゴ）だ。

自我のパーセントが下がるほど、
自己を手放せる分だけ、生きるのが
軽くなるのだろう。

自我１００％で生きるのと、
自我０％で生きるのは
大きな違いがある。

自我０％がいわゆる「目覚め」とか
覚醒したといわれる状態だ。

ところが、０％を目指しても、
どこまでパーセントを下げられるか
自分で決めるのは難しい。

先日、「キルタナ」の「本当のあなた」
という歌の歌詞を紹介した。

この歌詞のなかで、

「そして、運がよければ
自由になるための呼び出しが来て、
重荷の輪廻から、偽りのアイデンティティという
輪廻から、夢から覚め、ついに自分の
存在に目覚める」

よく宇宙の流れに乗るとか、
ゼロ・リミットにつながる、
とか言われる。

元々、私たちは誰もが
宇宙の「源」とつながっている。

ただ、それを忘れていたり、
思い出せないでいるだけだ。

或は曇り空から一条の光を
かいま見る程度なのだ。

どれだけつながれるかは、
「運」であり「運命」とも
いえる。

ただ、実生活では自分のエゴの
強さ、業の強さにうんざりする。

そんなことがしばしば起きる。

そんな自分をいくら責めても
解決しない。

ただ、あるがままを受け止める
しかないのだ。

認め、受け止めれば、
少しの変化が起こる。

潜在意識につながるのが催眠療法。
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