催眠療法をまだ体験したことのない方にとって「本当に効果があるの?」
「どんな感じになるの?」という疑問は自然なことです。
確かに、実際に体験されないとわかりにくいですよね。
そこで今回は、初めて催眠を受けた方々の体験談をご紹介します。
体験者の声①:心が軽くなった
ある女性は、慢性的な不安で心が休まらない状態が続いていました。
初めての催眠療法で「深呼吸して安心する」イメージを繰り返したところ、
セッション後に「胸の重さがすっと軽くなった」と感じたそうです。
催眠状態は、潜在意識や優位の状態です。
この状態だと副交感神経が優位になり、
心身共にリラックスできます。
これを応用したのが、シュルツ医師による「自律訓練法」が有名です。
体験者の声②:眠れるようになった
不眠に悩む男性は、毎晩「眠れないかもしれない」
という恐れで頭がいっぱいでした。
催眠で「安心して眠る自分」を繰り返しイメージすると、
数日後には自然に眠れるようになったと話してくれました。
この男性も基本的には①のケースと同様です。
体験者の声③:人間関係のストレスが和らいだ
職場の人間関係に悩んでいた方は、
「人に振り回される」という思い込みを抱えていました。
催眠療法を通じて「私は私でいい」という暗示を受け取ると、
数週間後には職場でのイライラが減り、
人との距離感が楽になったといいます。
人との関係は、暗示でも効果が見られますが、
小さい時の人との関りに、
原因がみられることがあります。
それらは「インナーチャイルド」のワークと言われます。
体験者の多くが共通して語るのは
「ただリラックスしただけなのに、
なぜか変化が起きた」という驚きです。
これは、潜在意識に届いた暗示やイメージが、
内側から自然に変化を促した証拠です。
体験者の悩みによっては、暗示、イメージから
、更に、退行催眠などが有効なこともあります。
次回は、この不思議な変化を支える「催眠と科学的研究」についてお話しします。
9月6・7日(土・日)10~19時
「催眠療法基礎セミナー」
ここからが催眠のスタートです。