2024.6.6

「雨降らし男」の話しから得られるものとは。

「雨降らし男」の話し。

中国のある地方に干ばつが
起こりました。

数か月雨が降らず、祈りなど
いろいろしたが無駄でした。

最後に「雨降らし男」が
呼ばれました。

彼はそこいらに
小屋を作らせてそこに
籠ります。

四日目に雪の嵐が生じ、
村中が大変でしたが、ヴィルヘルムが
その男に会ってどうしてこうなったかを
聞いたところ、彼は
「自分の責任ではない」と答えたそうです。

そこで、ヴィルヘルムはその男に、
三日間何をしていたのかと尋ねたところ、
彼はこう答えたそうです。

ここでは天から与えられた
秩序によって人々が生きていない。

したがって、すべての国が「道(タオ)」
の状態にない。

自分がここにやってきて自分も
自然の秩序に反する状態になった。

そこで三日間籠って、自分が「道」の
状態になるのを待った。

すると自然に雨が降ってきた、と。

この話はユングがヴィルヘルムという
中国研究者から聞いた話として
伝えている。

自分の心の状態を変化させる
ことにより、自然や他人に
変化を与える。

ホ・オポノポノの考え方と
とても似ていますね。

潜在意識につながるのが催眠療法。
6月11日(火)20時、
「​催眠療法はじめての一歩​」を
予定しております。