2025.9.22

「ガンと催眠療法」【第8回:未来の自分との統合】

未来は「選ぶ」もの

私たちはつい「過去の延長に今があり、

そして未来がある」と考えがちです。

しかし量子物理学やスピリチュアルな視点では、

過去・現在・未来は同時に存在していると言われます。

大切なのは、私たちの意識が「どの未来とつながるか」を

選び取っている、ということです。

催眠で未来の自分に出会う

催眠療法の中では、その未来を「待つもの」ではなく

「すでに存在する現実」として体験できます。

たとえば――がんを乗り越え、健康になっている姿。

穏やかに笑顔を浮かべ、安心して暮らしている未来の自分。

その姿を、催眠の中で臨場感を持ってイメージします。

ありありとイメージするのです。

ただの願望ではなく「すでに存在している未来」として。

その臨場感が強ければ強いほど、

潜在意識は「今ここ」を未来の波動に合わせて変えていきます。

統合という体験が大切。

未来の自分と出会ったら、

ただ見つめるだけではなく、

その未来を「今の自分」に取り込みます。

未来のあなたが今のあなたに手を差し伸べ、

「大丈夫、私はここにいるよ」と近づいて来ます。

その瞬間、過去からつながる未来への恐怖に揺れる心が静まります。

過去から近づいて来る未来ではなく、未来からの自己になるのです。

希望のエネルギーが胸に満ちていきます。

まるで未来からの健康な自分が、現在の自分を優しく包み込み、

統合されていくのです。

未来は遠い場所にあるのではなく、

すでにここに存在しています。

催眠は、その未来を選び取り、

今、現在の自分に統合するための安全な扉。

不安や恐れに縛られるのではないのです。

希望の未来を「今ここ」で感じることで、

あなたの心と体は新しい可能性に共鳴していきます。



9月26日(金)20時~からの
「​催眠療法はじめての一歩​」
催眠療法をやさしく解説しながら、
「波動と心の調律」がテーマです。
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