「ありがとう」という言葉は
誰に向かって言うのだろうか?
それは、相手がある時には、
相手に向かって「ありがとう」と
言う。
相手がいない時にも「ありがとう」
という言葉が出て来るのは、根源に
向かって言うのではないだろうか。
この宇宙は偶然によっているのでなく、
宇宙の流れがある。
宇宙の流れと人間の関係は、
宇宙が川の流れだとすれば、人間は
カヌーを漕いでいる人に例えられる。
宇宙の流れに逆らうとは、川を逆方向、
上流に向かって漕いでいる状態だ。
そこには労力が要るし、結局は
疲れてしまう。
一方、宇宙の流れにのるとか
川下に向かって漕いでいる状態だ。
流れに乗って素直に漕いでいれば、
自然にゴールに到達できる。
川の流れに乗るとは、起こることを
あるがままに受け入れることだ。
それは怖さを伴う。
自分でなんとかしなければ
と思う。
その時にカヌーの向きは上流に
向いているのだ。
その時に「悩み」が生じる。
起こることは受け容れようと
「良寛」さんも言っている。
受け容れた時には「やさしさ」
がそこにあるとケイティさんも
指摘している。
「ありがとう」は結局、起こることに
たいして根源にお礼を述べている
言葉なのだ。
私はそれを受け入れます、その様に
導いて下さる根源に「ありがとう」
に行き着く。
解放されたいと思ったら
11月29日(金)ズームで20時からの
「催眠療法はじめての一歩」です。