
消化器外科医を30年以上経験し、そこで出会った患者さん達との
触れ合いで、手術がうまく行って退院された患者さんもおられます。
ただ、手術を受けても4人に1人くらいの割合で再発します。
また、最初から手術が出来ない患者さんもおられます。その様な
がんが進行した患者さんに対しても、医療者は深い心の話しをする
事は通常敢えてしません。それは医者の領域ではないからです。
今までに一人の女性の患者さんに突然、「死んだらどうなりますか?」と
聞かれたことがあります。
どのように答えたか、答えら
れなかったか、
記憶が定かでありません。
今なら、「死んだらどうなるのかを知りたいのですね」と話して、その後は多分沈黙していると思います。
ただ、一緒に時間を共有すると思います。
当時の私は、その女性より若かったのです。
多分、私に聞いても答えは期待していなかったと思います。
ただ、独り言のようにつぶやいたのです。
その女性が何を求めていたのか、今となっては分かりません。
ただ、答えを求めていたのではなかったように思います。
誰かに、その不安や寂しさを受け止めてほしかったのかもしれません。
私は当時、それを十分に受け止めることができませんでした。
だからこそ今、思うのです。
医療者にも、心のこと、魂のこと、そして「ただ共にいること」を体験する機会が必要なのではないかと。
私がスピリチュアルケアを伝えたい理由は、そこにあります。
無料説明会は6月24日(水)20~オンライン
参加資格:医療に関係ある方はどなたでも。
もうしこみは、以下からお願いします。


