
医療現場では、
患者さんに病気のことを説明する。
専門用語が多かったり、
話が飛んでしまうと、
患者さんは戸惑う。
「何を言われたのか、
さっぱり分からない。」
ということになる。
分かりやすく説明できた時、
患者さんは
「分かりました」
と答えてくださる。
それで十分なこともある。
けれど、
診察室を出た後、
何かが変わる人と、
変わらない人がいる。
その違いは何だろう。
病気の説明を聞いたからではなく、
何かが心に触れた時。
ふと立ち止まり、
何かに気づいた時。
その時、
人は少し変わり始めるように思う。
説明は頭に届く。
気づきは心に届く。
そんな気がしている。


