2026.5.31

気づきはどこから生まれるのだろう

医療現場では、

患者さんに病気のことを説明する。

専門用語が多かったり、

話が飛んでしまうと、

患者さんは戸惑う。

「何を言われたのか、

さっぱり分からない。」

ということになる。

分かりやすく説明できた時、

患者さんは

「分かりました」

と答えてくださる。

それで十分なこともある。

けれど、

診察室を出た後、

何かが変わる人と、

変わらない人がいる。

その違いは何だろう。

病気の説明を聞いたからではなく、

何かが心に触れた時。

ふと立ち止まり、

何かに気づいた時。

その時、

人は少し変わり始めるように思う。

説明は頭に届く。

気づきは心に届く。

そんな気がしている。