
私たちは、
「私」という存在を、とても強く信じている。
普通は「私」と一体化しているので、疑いもしない。
だから、
「私が頑張った」
「私が失敗した」
「私が認められた」
「私が傷ついた」と。
当たり前のごとく思っている。
しかし、その「私」は、
本当に確かなものなのだろうか。
よく見てみると、
その「私」は、
記憶や経験、他人からの評価、
過去の出来事によって作られた、
一つの物語のようにも見えてくる。
そこには、
傲慢さも生まれる。
「自分は正しい」
「自分は特別だ」と。
同時に、
罪悪感も生まれる。
「あの時こうすれば良かった」
「自分が悪い」と。
けれど、それらはすべて、
「私」という幻想を守ろうとする動きなのかもしれない。
では、本当の私は何だろう。
それは、
何か特別な存在になることではない。
思考や感情を、
少し離れて見ている静かな気づき。
その奥にある、
ただ在るもの。
そこには「私」はいない。
ただ、起こったという「気づき」
が残る。
物事は私ではなく、私を通して起きる。
そこに触れると、
「私」を守り続ける緊張が少しゆるむ。
風は流れ、
花は咲き、
鳥は鳴く。
それと同じように、
人生もまた、静かに流れていく。
軽やかに、
そして爽やかに。
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