
以前、日本ではスピリチュアルの第一人者と言われている人が、
外国人の講師に「私は悟っているのでしょうか?」と
質問された。
私は、その質問に驚いた。
その人がそんな質問をするとは思っていなかったからだ。
催眠療法では、しばしば、
「私は催眠に入っていましたか?」と
聞かれる。
この二つには共通点がある。
「私は悟っている?」
「私は催眠に入っていた?」
その共通点はその質問を
しているのは「誰」かという事なんです。
その誰かはエゴであり、
顕在意識に属しているのです。
エゴは考えて、解釈をする。
「悟り」も「催眠状態」も
潜在意識に属している。
だから、顕在意識で解釈を
しても無理なのだ。
そこに答えはないからだ。
ただ、誰もが「我を忘れている瞬間」がある。
ゾーンとかフローといわれている。
私たちは知らず知らずの内に、「三昧」と
いう形で体験している。
我々は、残念ながら「三昧」の
状態は長続きしない。
ある賢者は
「ヒマラヤの山」を観なくても、
家で皿洗いをして、そのお皿の感覚、
手に当たる水を感じていればいいのだ、
と伝えている。
大事なのは今この瞬間に自分のしていることに
集中して味わうことにあると教えてくれる。


