ガンと診断されると、多くの人は「これからどうなるのだろう」
という不安に押しつぶされそうになります。
治療の副作用、再発への恐れ、仕事や家族への心配……。
心が落ち着かないままでは、体も本来の力を発揮できません。
診察室で医師の話を聞いても、
緊張のあまり内容を覚えていない人も少なくありません。
そんなとき、心の支えとなるのが「催眠療法」です。
催眠と聞くと「操られる」というイメージを持つ人もいますが、
実際にはそうではありません。
催眠とは、意識が静まり、リラックスと集中が同時に起こる特別な状態です。
映画に夢中になって周囲の音が気にならなくなる――そんな体験とよく似ています。
催眠状態の脳波はアルファ波やシータ波が優位になり、
副交感神経が働くため、気持ちが落ち着きます。
催眠療法では、この自然な状態を意図的に作り出し、
不安や恐れを和らげていきます。
その結果、心が緩み、体の回復力も引き出されるのです。
さらに、心を静めて潜在意識の奥に入っていくと、
私たちは日常の思考から離れます。
そして、永遠であり完璧な愛を放つ大いなる存在とつながる感覚を得ることがあります。
「私は大丈夫」という深い安心感は、ここから生まれるのです。
ガンに対する催眠療法にはさまざまな手法がありますが、
基本は「リラックス」すること。
そして、普段の自分を超えた存在とつながり、
心に新しい光を取り戻すことです。
催眠療法は医学的治療を否定するものではなく、
むしろ治療をよりよく受けるための「心のサポート」として働きます。
現代医学と心のケア、その両輪がそろって初めて、
人は自分らしく治療に向き合えるのです。
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