朝、目を開けた瞬間——
その一日は、まだまっさらなキャンバスです。
そんな時、心の中でそっとつぶやいてみてください。
「今日一日を、大いなる存在に委ねます」
それは祈りのようでもあり、
催眠の始まりのようでもあります。
“委ねる”という行為は、
潜在意識に「私は守られている」「私は流れの中にいる」と伝える、
強力な暗示になるのです。
催眠療法では、意識の力を少しずつ手放し、
深いリラックスの中で潜在意識とつながっていきます。
同じように、朝のこの一言も、心をゆるめ、
人生を信頼するための入り口になります。
すべてをコントロールしようとせず、流れにゆだねる。
それが催眠的な生き方の第一歩なのです。