今朝の等覚院のツツジ。
まさに、満開です。
私たちが「死」と呼ぶ現象は、本当に終わりなのでしょうか?
多くの文化や聖典、そして臨死体験者たちは、
口をそろえてこう語ります。
「死は終わりではない。旅路のひとつの節目にすぎない」と。
インドの聖典『バガヴァッド・ギーター』において、
クリシュナは次のように語ります。
「この魂は生まれることなく、死ぬこともない。」
それは生じることも消えることもなく、永遠に存在し続ける」
この言葉が示すように、私たちの本質である魂は、
肉体を超えた存在です。
肉体は時間とともに生まれ、育ち、やがて衰えますが、
魂は変わることなく、絶えず存在し続けています。
たとえるなら、
魂は旅人のようなものです。
一つの肉体という「宿」に滞在し、そこから学び、愛し、
体験を積み重ねると、新たな宿へと移動していきます。
その旅は、単なる直線ではなく、
円環を描くように、成長と深化を重ねながら続いていくのです。
だからこそ、
死を恐れる必要はありません。
そして、今この瞬間をどう生きるかが、
永遠の旅における次の一歩を決めるのです。
私たちが今日、誰かを思いやったこと、
誰かを許したこと、心から笑ったこと――
これらはすべて、魂の光となり、
永遠の旅路に刻まれていきます。
死を越えてなお続く命の旅を思うとき、
「今この瞬間」も、かけがえのないものに変わります。
終わりではなく、
始まりへ。
私たちは今日も、静かに、そして確かに、永遠の旅を歩んでいます。
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