2024.12.12

意識をどこに置くかで、一日は変る

イチョウの黄色は目立つが、
特にこの木の黄色は輝いていた。

私たちの心は、精神的にも物質的にも常に揺れ動いています。

人と自分、自然に比べてしまうこと。

それが無意味だと分かっていても、
つい心のどこかでそうしてしまうのです。

「あれも欲しい」「これも足りない」と、
目の前のことに意識が向いてしまう。

欲望の波は止むことを知らず、
次から次へと押し寄せてきます。

そんなとき、少し立ち止まって瞑想をしてみたらどうでしょう?

意識を外から内側に向けて、
自分自身をじっくりと見つめてみるのです。

驚くべきことに、そこには何もありません。

物音ひとつしない静寂の中に浮かぶのは、
欲望も不安もない「空白」だけ。

でも、その「何もない」は、
本当に「空っぽ」なのでしょうか?

実は、その「空白」の時、
私たちは宇宙の根源とつながっているのです。

言葉では表現しきれない壮大な力、すべてを生み出し、
すべてを包み込む源のエネルギー。

その瞬間、私たちは「ただ存在している」ことの
尊さを感じられるのではないでしょうか。

瞑想を通じて、この「空白」の贈り物に触れてみると、
心が満たされる感覚に気づくでしょう。

それは、外の世界では決して得られない、本当の安らぎです。

「気になったら」

12月13日(金)20時からオンラインによる

 「​催眠療法はじめての一歩​」へ。