2024.8.26

生き方を任せてみれば。

バガバド・ギータ(神の歌)が「罪と罪悪感」
について言っていることとは、

あなたは神(源泉)が注目するような罪を
犯すこともできなければ、賞賛に値する
行為もすることもできない。

この基本的知識の光は、エゴの幻想の暗闇
によって覆い隠され、それゆえ、個人は罪
と善行という観点で考えるのである。

このような事なんだ。

もし、人が、どんな行為も源泉の意志なしに
起こることが出来ないと完全に確信するなら、
人の個人的意思は存在することができず、
それゆえ、どんな罪や善行の問題もありえない
のです。

私たちは、いつ、どんなことが起こるのか
想像するのは難しいですね。

それらは、個人的な意志とは関係なく、
起こります。

自分の思い通りにものごとが進むとは
限りません。

全体性のなかで起こることは起こります。

楽に生きるには、私、私というエゴから
解放されれば、されるほど、個人的な意志
からも解放されることになります。

人間が宇宙について知っていることは
ほんの一部に過ぎないのでしょう。

それをその道の専門家は体感していた
のでしょう。

そうしないと遺伝子の複雑な組み合わせ
を見て驚嘆したり、宇宙は何らかの力
が働いている、などとは述べないでしょう。