たった、一度の催眠療法で「鬱症状」が
改善した症例です。
患者さんは知人から紹介された60代男性です。
催眠療法を受ける目的は、ここ1年半、色々な事があり、
特に寝起きの明け方が、沼に落ちるような、
今まで生きてきた中で最も辛い程の精神状態です。
何とかこの精神状態から脱したい心の平和を取り戻したいと思い、
(しんどい時は今日死にたいという様な気分になります。)
この男性は被暗示性が非常に高く、催眠に入り易い方です。
催眠療法の手技は、典型的な「前世療法」です。
ご自身の前世での一生から、高次元の存在からメッセージを
もらい、ご家族やペットと面談し、近未来を体験しました。
催眠中にとても穏やかな平安な気持ちになり、この状態は
指を握ることでいつでも蘇り体験できるとアンカリングしました。
すっきりした気持ちでお帰りになりました。
その後に頂いたメールです。
この男性が一回の催眠療法でどうして症状が軽快したのだろうか。
先ず、先ほど書きました様に、「被暗示性」がとても
高いということです。
催眠療法はリーディングやチャネリングや占いとは
異なり、自分で気づき解答を得ます。
そのことが一番、ご本人が変わられた原因です。
精神的に追い詰められ、心が内側に閉じ込められていた。
また、ご自身だけでなく、ご家族やペットとのかかわりも
関係ありました。
ご自身の前世での体験や高次元の存在に会い、
メッセージを頂き、今まで閉じ込められたいた
心の状態が開放されました。
また、会いたい人に会ったり、
亡きペットとの再会により癒されました。
(悲嘆療法です)
催眠はこのように、潜在意識から更に深い次元を
体験することにより劇的な効果を発揮することが
あります。
このような結果は患者さんの資質によることが大きいのです。
(発表には、ご本人の許可を頂いております)
セラピストにとって、この様な体験を一緒にできることは、
セラピスト冥利に尽きます。