セマフォリン6Dをなくしたマウスの脳(右側)は、
通常(左側)に比べて特定の神経伝達物質(丸で
囲った箇所など)が減少していた。
朝日新聞の記事によると、病は気から。
体と心の不調が関係する仕組みの一端を
大阪大などのグループが見つけて、米専門誌に
発表したという。
感情をつかさどる脳の領域で働く遺伝子が、
不安の抑制、太りやすさ、免疫とかかわることを
突き止めた。
「セマフォリン6D]という遺伝子に注目し、
この遺伝子が別の遺伝子とともに働き、
交感神経の信号を抑えることで、肥満や免疫の
調節とかかわることを確かめた。
セマフォリンは神経伝達物質の情報を伝えたり、
量を調節することで、不安、代謝、免疫の調節に
重要な神経回路作りに大きな役割と果たすと
わかった。
「病は気から」という言葉は、昔からいわれている。
私たちは経験上、そのことを知っている。
今回は遺伝子が実際に変化をしていることが
確かめられた。
病と心の持ち方が大切なことが科学的にも
裏づけられたことは、見えない世界が科学的に
少しずつ解明されて行く、貴重な発見だ。
8月25日(日)
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