
難しい。
当たり前のことなのだが、
言葉にしても、文字だとしても、
相手に使わらなかったり、誤解を
生む。
その一つに、医者と患者の間での
情報がある。
その場面はいろいろあるが、
その一つに「手術」についての、
説明がある。
ガン患者さんとそのご家族が
「ガン」であったのに、良性の疾患だと
言われた例がある。
その50代の男性は胃の良性の疾患だと
思っていたし、家族もそう理解していた。
本人は良性だと安心していた。
ところが、数年後に再発をし、主治医に話したが、
実はガンであったとの事でした。
私はその主治医を知らないが、神奈川県でも
「みなとみらい」にある有名な病院での
出来事なのだ。
これほど極端ではないが、主治医と患者との
間での病気を正確に共有する必要がある。
手術の場合であるなら、ガンをきちっと切除
出来たのか、残っている可能性があるのか。
この様な大事な事を曖昧な言葉で表現されると、
患者さんは理解できていない。
この例でも、患者さんはガンが取り残して、
残っていることを理解していなかった。
別の医師から実はガンは残っていたと、
聞いたそうだ。
医師と患者さんとのコミュニケーションだが、
医師の中にもきちっと説明しない(できない)
人がいる。
患者さんの立場としては、受け身になるが、
疑問点は問いただして、現在、自分はどこの
位置にいるのか。
最近よく聞く言葉である、自分の病気は「何丁目何番地」に
いるのかを知ることが大切だ。











