暗視野顕微鏡による生きた血液観察
暗視野顕微鏡を用いることにより、一滴の血液から生きた状態での血液を観察できます。
暗視野顕微鏡は丁度、昼間に空を見ても星はみえませんが、夜になると輝く星々が見えます。この様に暗視野顕微鏡は背景が黒くなり、夜空の星を眺める様に、赤血球、白血球、血小板、細菌、異物、ソマチッドなど様々な物質を生きた状態で観察できます。
血球の数、性状、お互いの関係(凝集や連銭など)や細菌や異物、結晶、ソマチッドなどの状態を観察することにより、体の不調や免疫の状態を知ることができます。
当院ではこの様な暗視野顕微鏡を用いて、一滴の血液から生きた血液像を観察しております。
■ 可視光の波長(0.4μm)よりも小さな物体の観察が可能
■ 高い解像度 ■ 血漿中の微粒子の観察に最適 ウイスマー暗視野顕微鏡:ユビークマイクロスコープはICOS(INFINITY CORRECTED OPTICAL SYSTEM)無限遠補正光学系を採用した研究用高級暗視野生物顕微鏡です。
暗視野コンデンサーを取り外せば、通常の明視野観察も可能です。
カナダの生物学者であり、714Xの開発者であるガストン・ネサン氏はソマチッドという微小生命体を詳細に観察して報告しております。
ネサン氏はソマチッドの形態を16種類に分類しており、1~3までは正常なソマチッドの状態で、4~16が異常なソマチッドの形態であると分類しています。
図の1~3のソマチッドは正常な像です。
4~16までが異常なソマチッドの像で、免疫のバランスを崩れていることを示しています。
健常者の暗視野血液像
膵臓ガンの患者さんの暗視野血液像